旅行記一覧

「私の能登物語 My Story in 能登」あなただけのとっておきの能登ストーリー。ご応募いただいた皆様の旅行記をご紹介しています。

2012年の旅行記 1ページ2ページ

2012年03月31日

能登輪島を旅して

2月18日~20日、息子夫婦と、私共夫婦で一緒に能登の輪島を旅行しました。
私と家内は輪島は数回目の旅行でしたが、息子夫婦は初めての旅でした。羽田から能登空港に到着すると、雪が舞っていました
。 出口で息子が手を挙げていましたので見ると、運よく加能ガニのプレゼントに当選したのです。大喜びで配送の手配を済ませて、手配中のレンタカーで輪島に向かいました。

昼食は輪島の助寿しさんに予約してありましたので、早速訪ねて昼食をとりましたが、地物のネタによるにぎり寿しと焼ガニを出していただきましたが、大変おいしい食事で、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
食後、連絡済みの中島酒造店をたずねましたが、酒が出来るまでの工程、また工場内の見学、製品の試飲など、大変ご多忙にもかかわらず、親切な案内、説明などいただきましたが、寒い中で働く方々のご苦労がよく理解できました。

今回、中島酒造さんをたずねたのは、『Fのさかな』(※事務局注:能登カルチャークラブ発行する「おさかなマガジン」)のアンケートに応募し、能登カルチャークラブから抽選でプレゼント、中島酒造さんの花おぼろを頂き、ぜひ寄りたいと思っていました。帰りには、記念の杯をいただきましたが、心に残る思い出となりました。

車を飛ばして、能登のお祭り館、キリコ会館を見学しましたが、大きなキリコに息子夫婦は目を見張り、圧倒されていました。
今回、千枚田をぜひ見たいとの息子達の希望で足をのばしましたが、雪に覆われて残念でした。又、千枚田ポケットパークも休日で本当に残念でした。千枚田は再度、訪れたいと思っております。
宿泊は高州園さんにお世話になることにしました。食後に御陣乗太鼓を見学しましたが、その力強い太鼓の響きなど、素晴らしいの一言に尽きる20分間でしたが、力強い太鼓の響きは心にしみわたる、忘れられない光景でした。

翌日は雪の降る輪島の朝市をたずね、つかもとのえがら(縁賀良)まんじゅう、柚餅子総本家中浦屋朝市店で、ゆべしなどをお土産に求めました。

輪島漆器会館、漆器資料館に立寄り、輪島塗が出来るまでの工程や、また美しい製品など見学出来ました。午後は雪の中、金沢を目指して能登輪島を後にしました。

終わりになりましたが、今回の旅行で能登の旅情報センター、空港企画課や能登空港促進協議会等で作成された『能登のおもてなしスポット』が旅に大変役立ち、お陰様で楽しい家族旅行が出来ましたこと、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

神奈川県 橋本様

【事務局評】
橋本様ご夫婦は3年前にも能登をご旅行され、ご投稿いただいてますね♪
今回は、息子さんご夫婦もご一緒に3年前のルートと似ていますが、さらにパワーアップして多くの観光スポットを巡られ、素敵な旅をなさったようで嬉しいです!
輪島市白米の千枚田は、5月には田植えが終わり、5月下旬~6月上旬が青々とした田が見られる時期です。素敵ですよ!また是非、別の季節にも能登を訪れてみてくださいね

2012年03月30日

能登ぶらり一人旅

インターネットで偶然見つけた一つのブログが今回の旅のはじまりでした。 「町のガソリンスタンドのブログ?なんだこりゃ!?」
能登牡蠣、能登牛、能登ワイン、さらにはB級グルメも。
そのブログには能登の味覚や人の温かさといった魅力が沢山詰まっており、ブログを読むうちに”面白そう”から”行きたい!”と思うようになりました。
そして2ヶ月後、その思いがとうとう現実に・・・!!



羽田空港から飛行機で飛び立ってぴったり1時間、初めて降り立った能登は真っ白な雪で覆われていました。

今回の旅の目的は、地元の方の触れ合いと能登の味覚を味わう事。
空港で手に入れた能登丼マップを手に、早速美味しい丼とお蕎麦が食べられるというお店へ向かいました。
綺麗な女将さんに迎えられつつ、趣のある店内で能登の味を堪能!んまい!



美味しいご飯の後は、今回の旅のキッカケになったガソリンスタンドへ。
通りすがりのただの旅行者にも関わらず、心も身体も大きな社長と笑顔の素敵な社員の皆さんが温かく迎えてくれました。



宿泊地である和倉温泉では、到着直後にスイーツめぐり券を手に入れ、気になるお店をぐるぐると。
様々なスイーツが体験できてこれはお得感満載ですね!美味しさのあまりシュークリームとプリンにケーキを一気に食べたら、お腹が一杯になってしまいました。幸せなひとときです。



日本海を眺めながらの気持ちの良い温泉につかり、カニ、甘エビ、能登牛といった能登の味覚満載の美味しいご飯を味わったら、日常の疲れもどこかへ行ってしまいました。

当初の目的を果たし今回の旅は無事に終了した訳ですが、能登の味覚は勿論のこと、各地で出会った皆さんの温かさが恋しくてホームシック(?)にかかってしまいました。

この文章を書きながら思い出に浸りつつ、再び訪れるべく旅行計画を立てています。今度は友人を誘い、まだ見ぬ能登の魅力を見つけてゆきたいと思います!

茨城県 中村様

【事務局評】
中村様が見つけられた「1つのブログ」メモから始まった能登ぶらり一人旅音符現代はインターネットなど、多くの媒体からあらゆる情報が溢れていますが、やはり人を動かすのは、人の思いや温もりなのだなぁと思います。
実際に現地へ行くからこそ分かる、伝わってくる空気感やその土地ならではの食、魅力、体験できることなど多くあります。今回は一人旅でしたが、またぜひご友人とまだ見ぬ能登の魅力を見つけにきてくださいね

2012年03月23日

見つけた!曽々木真浦隧道を

手堀りの真浦隧道をついに見つけた。



昭和35年、日活映画「不敵に笑う男」のロケ地だ。曽々木海岸岩場の洞窟内で悪玉を退治したあと、赤木圭一郎、宍戸錠、笹森礼子がジープで連行されて、このトンネルの中へ消えていくラストシーンだ。

私たち夫婦は退職後、妻の故郷石川に引っ越した。茨城県での現役時代から退職後は石川県に住むことを夢見ていた。そしていま、私は月に一度、魅力溢れるユートピア能登半島のドライブ探訪を楽しんでいる。

また、念願の「赤木圭一郎を偲ぶ会」にも入会した。日活映画全盛期ダイヤモンドライン第三の男、赤木圭一郎は伝説のスターだ。私はこの映画のロケ地も訪ねている。ロマン溢れる能登の海岸をドライブしながら、能登の歴史伝説や昭和35年当時のことに思いをめぐらす。21歳という若さを最高に輝いた星に、そして小生の60年にも思いを致す。今回のドライブで仁江海岸特産の天然ワカメをもとめて津幡の自宅へ帰った。

石川県 鳥羽様

【事務局評】
退職後、石川県に住むことを夢見ていた鳥羽様。夢を叶えられるって素晴らしいです!
「魅力溢れるユートピア能登半島のドライブ探訪」素敵な響きですね。
羽田から能登まで1時間と便利なこともあってか、能登半島は映画やドラマ、テレビコマーシャルなどでも、ロケ地に使われています。もし、鳥羽様が茨城県で現役の時代に能登空港があったら、羽田から能登まで空の旅をなさっていたかもしれませんね!これからも素敵な能登半島ドライブ探訪を楽しんでくださいね♪

2012年02月09日

能登半島一周の想い出

 一昨年の6月20日より4日間、待望の能登への旅が実現した。東京経由の小松行きであり、午後4時代の到着であったが、空港レンタカーにより右回りの一周の旅である。兼六公園(※事務局注:兼六園)に寄り一路、津幡駅前の旅館でのお風呂に忘れられない気持ちの良さで疲れもふきとんだ心持となる。
 翌日は一路西海岸を北上する。目指すは輪島市である。朝市は平日でも閑散としており、特別なことはなかったが、漆芸会館、キリコ会館では各地域でのバイタリティーな活動に心を動かされた。特に地域に奉げる躍動ある祭りを想像する時、若者活力ある意気込みは、海岸の街の意気込みのある漁師の街を力強く、風情を想い起させるのである。
 白米千枚田は今日の日本現状を呈しているのであろう。高齢化にある日本の象徴にあるとしたら、日本全体がまた政府が手を打たなければならないことでしょう。小泉元総理も一オーナーとして名を呈している地としたら、これからもより期待をするところです。

 更に北上しR249から県道28号に入り、海岸沿いを走る道筋には立派な漁師の屋敷を拝見。能登沿岸は海の幸に恵まれた宝庫なるものを実感した次第です。更に先へ珠洲市に入り市役所を訪ね、市勢要覧を元に少し語り見附島、のとじ荘へ。
 翌朝水面上に日の出を拝む。8時以降、東海岸を一段と情緒ある風景に車を止めカメラに納める。能登町は伝統のあばれ祭、和倉温泉は日本一のマナーの宿、千里浜なぎさドライブウェイなど、ひと時の青年に返った気分の4日間を楽しんだのであり、能登の歴史を堪能した次第です。
 今後更なる地域の保全と発展を願い、訪れる人々への感動元への源となる事を願い、ペンを置き言葉を交わせた方々にお礼を申し上げます。

北海道 賀集様

【事務局評】
2011年6月11日に「能登の里山里海」が「世界農業遺産」に認定されましたので、賀集様がご旅行されたのはその直後になるのでしょうか。
賀集様の待望の能登への旅が実現したとのこと、おめでとうございます!
輪島市の白米千枚田や見附島などを巡り、能登の海岸沿いを走行、千里浜なぎさドライブウェイのドライブも堪能、楽しんでいただけたようで嬉しいです!
能登で出会った人々や風景、カメラに納められた思い出を大切になさってくださいね。またぜひ、能登へいらしてくださいね!
今度は、ぜひぜひ能登空港に降り立ってみてください!北海道からは羽田経由で能登空港へ!乗継割引運賃の設定があります♪
3月6日まで能登空港冬季キャンペーン実施中で羽田発→能登着便をご利用の方を対象に毎便2名様にカニが当選しています!能登の揚げ浜塩も10名様にプレゼント中です!

2012年01月05日

能登と虹と一人旅と

 一週間前からの天気の予報が芳しくなく、そして当日になってもその予報通りに北陸路は雨模様。和倉温泉駅から和倉温泉総湯前でバスを降りた時は横殴りの雨となっていた。荒れ模様の天気だったが時おり気まぐれに青空が覗く。総湯に入り露天風呂に入ろうとしたところで陽が差した。その後和倉温泉街を散策する。ここでレンタカーを借りていよいよ能登島、穴水を通って奥能登への一人旅である。その時能登島の方角に虹が出た。旅のスタートを歓迎しているようだ。



 穴水を経由して紅葉美しい珠洲道路(のとスターライン)を一路珠洲市飯田へ。晩秋の雨空はあっと言う間に辺りを暗くしてゆく。大きな杉林の集落を通り抜け川を渡って少し行くと暖かな灯りが見えた。今夜の宿「まつだ荘」だ。美味しいお料理と細やかな心遣いを頂いて、また近くの「あみだ湯」では湯船で地元の人からキリコの話を教えてもらって、晩秋でも能登は暖かい。翌日宿を出ると一瞬晴れ間が広がった。禄剛埼灯台を目指すため角を曲がったら目の前に大きな虹が現れた。走っていけばすぐ届きそうなところから完全なブリッジとなっている。生まれて初めて見た完全な虹の架け橋だ。その自然の大きさといたずら心にしばし立ち尽くした。今日も私の一人旅に虹は付き合ってくれるようだ。

 再び振り出した雨の中、海岸線を走る。狼煙の道の駅に到着すると駐車場には他の車はなく、雨の中、このまま禄剛埼の灯台まで登って行くのは私一人のようだ。山道を登り、いくらかすると視界が開け大きな灰色の日本海が見えた。時折吹く強い風と横殴りの雨が一人でいることの心細さを大きくする。車で来た方向の半島を見ると空が少し明るくなったようだ。そして北の水平線を見ようと日本海を見たとき灰色の中から一筋の鮮やかな虹が立った。まるで私の心細さを察して話し相手にでもなろうとしたのか、それとも能登の最北端まで来た私への感謝の印なのか。

 狼煙を出て再び海岸沿いに輪島方面へ向かう。右手に海を見ながら奥能登絶景海道の絶景に息を呑み何度も車を停めながらのドライブである。そしてその時、また虹がフロントガラスの先にいたずら顔を出し始めた。ゴジラ岩を過ぎてちらっと見えたその姿は少し大きくなったようである。少しすると波の花も私と虹の間を舞い始める。そして車を停めて降り立った目の前には晩秋の日本海に架かる大輪の虹が私を見おろしていた。



 この大輪はしばしの間、私との奥能登の海岸沿いのドライブに付き合ってくれた。
そして旅の安全を見届けたかのように名舟港の鳥居の向こうに静かに姿を消していった。



 その後輪島、穴水を経由し能登有料道路を金沢に向かって私の能登一人旅は終わった。能登の人達との暖かいふれあいと、濃密な虹とのかけあいと、一人旅ではなかったようなさいわいとともに。(了)

  旅行期間:平成23年11月24日~25日

千葉県 沢田様

【事務局評】
沢田様の一人旅にお供した能登の虹に旅先での天候も思い出の一つになりますね!
石川県では雨雨の日が多かったり、これから冬雪には雷が多くなります。
「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉もよく耳にしますし、雨が降ったり曇りのち雨晴れたり晴れのち曇りと天気はコロコロと変わります。そのためでしょうか、ふと見上げた雨上がりの空には虹が出ていたりします。日頃なかなか出合えない虹を見つけられると何だか嬉しい気持ちになりますね♪
運が良ければ飛行機で虹の輪をくぐることもできるでしょうか♥
またぜひ、別の季節にも能登を訪れてみてくださいね!

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