能登の酒の特長は、芳醇系が多い傾向にあるものの、味はさまざまで種類が豊富なことが一番だ。何しろ能登は16もの小さな酒蔵が今なお酒を作り続けている珍しい土地柄である。銘柄の数にすれば100を超える地酒がこの能登には存在する。ただ、そのほとんどが能登半島で消費される。他所へ出てもせいぜいが2割。めったにお目にかかることはない。「能登と酒」とでもうひとつ知っておきたいのが杜氏の存在。日本の四大杜氏の一つに数えられるのが「能登杜氏」で、幾人もの名人を輩出している。能登はまさに酒造りの聖地とも呼べる場所に他ならない。そんな能登で、自分好みの酒を求めて旅するのも一興だ。

輪島酒蔵見学のご案内
清水酒造	観光客も気軽に酒蔵見学ができます。清酒ができるまでの説明を聞いて、そのあと、甘酸っぱい香りを楽しみながら一杯サービスでいただけます。見学時間は、午前８時〜午後４時３０分。 見学には各酒蔵に直接電話予約が必要です。 期間 1月中旬〜2月下旬頃まで まずは輪島市観光協会に連絡をしてください。 TEL 0768-22-1503 参画施設 清水酒造・日吉酒造・白藤酒造・中島酒造 ※上記の期間以外でも見学できますので各酒蔵にお問い合わせください。