ブックタイトルぶらり能登2017

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概要

のと星山空港から始まる能登人と出会う旅をご案内します。

3日目天然温泉の国民宿舎能登やなぎだ荘 泊2日目の宿は、良質の温泉で有名な国民宿舎「能登やなぎだ荘」です。泉質は芒硝泉・アルカリ性低張性温泉で、少し緑色がかったぬるっとしたお湯です。効能は、リウマチ、高血圧、切り傷、動脈硬化症など。料理は、能登の食材をふんだんに取り入れた会席プランが基本で、能登牛ミニステーキ定食や能登豚しょうが焼定食、刺身定食などのレストランメニューもあります。能登町柳田知1 ? 0768-76-1550 1泊2食(平日2人以上で宿泊の場合)7,490円~【 map P69 A-3】男神と女神の年に一度の逢瀬藤ノ瀬キリコ祭り夜は、能登町藤ノ瀬のキリコ祭りへ(毎年8月13日に行われています)。この地には平家の落武者・吉尾藤兵衛伝説にまつわる、火宮神社(男神)と姫瀧神社(女神)があり、男神が年に一度、女神に逢いに行くと言われるのが藤ノ瀬の夏祭り。2基のキリコが神輿の御供として担ぎ出され、二つの神社を往復しました。初めて見るキリコ祭りに、こんなひっそりとした集落でこれだけの祭りを続けているなんて、不思議な感じがしました。恋人たちの聖地恋路海岸鍋乃という美しい娘と、その娘の命を助けたことから恋仲になった助三郎。ところが助三郎は鍋乃に好意を持つ別の男にだまされておぼれ死に、鍋乃も後を追って海に身を投げたという悲恋伝説が伝わります。二人が逢瀬を楽しんだ弁天島を望む海岸に建つ「恋路物語」の像は、同所出身の彫刻家・坂坦道(1920-1998)の作品。子供の頃、札幌市に移住した坂は、羊ヶ丘展望台に建つ「丘の上のクラーク像」の作者でもあります。【map P69 C-3】助三郎と鍋乃をモチーフにした「恋路物語」の像。後方は弁天島蝋燭の火が灯るキリコは今では珍しいここへの移動14 15分ここへの移動15 30分ここへの移動13 25分能登やなぎだ荘天領庄屋のコレクション南なん惣そう美術館「南惣」は、かつての天領(幕府の直轄地)庄屋・南家の屋号です。代々の当主が惣そ右う衛え門もん(又は宗そう右えもん衛門)を名乗ったことに由来します。米蔵を改装した美術館には、俵たわら屋や宗そう達たつや円まる山やま応おう挙きょらの絵画、千利休や松尾芭蕉らの書、本ほん阿あ弥み光こう悦えつや野の々の村むら仁にん清せいらの陶磁器など、歴代当主のコレクション約200点が展示され、その繁栄ぶりをうかがい知ることができます。輪島市町野町東大野ク100 ? 0768-32-0166 8:30~17:30 大人700円 小中学生400円 無休【 map P69 A-2】米蔵を改装した南惣美術館鑑賞後は母屋で一服。南しづ子さんから開館の経緯などを聞くここへの移動12 15分古こ九くらに谷の大おお皿ざら野々村仁にん清せい作の水みず指さし志賀町中能登町羽咋市宝達志水町穴水町輪島市能登町珠洲市七尾市のと里山空港1415161718131912想像していた以上にキリコは大きくて重そうでした!【P116】44