Noto net Mail Magazine




 
 









「春の奥能登(外浦)巡り」





 皆様いかがお過ごしでしょうか?
 北陸の朝晩はまだ少し寒く感じる日もありますが、
 日中は過ごしやすく桜の開花ももうすぐといった状況です。
 
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少し離れたところからの間垣

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公衆トイレにまで間垣!木が傾いているのは右からの海風?


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ぞうに見える?ゾウゾウ鼻!


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グランドオープン予定の輪島キリコ会館


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キリコの一例


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塩田の風景。作業は来月〜再来月にかけてからです


  今回は、花粉症に苦しむ管理人Kが、鼻水をすすりながら奥能登(外浦)を巡ってきましたので、おすすめスポットを何ヶ所かご紹介したいと思います。ちなみに外浦とは・・・。能登半島の日本海側の波しぶき勇ましい海を「外浦」、湖のように穏やかな内側を「内浦」と言うんですよ。

 さて、まず訪れたのは『間垣の里』と呼ばれる輪島市の大沢地区・上大沢地区です。
 「間垣」とは、高さ約5メートルのニガ竹を家の周囲に並べて作る垣根のことです。強烈な冬の海風から家屋を守るために備えた、昔ながらの生活の知恵ですね。垣根の支柱を一間(約90?)ごとに立てたことが、「間垣」の名前の由来になったとも言われています。ちなみに、写真を撮った日は晴れていたにも関わらず、海風はとても冷たいものでした。

 管理人Kが間垣の里を訪れるのは久しぶりです。上大沢地区には駐車場が整備され、そこには電気自動車用の充電器まで設置されていました。また、公衆トイレも間垣でしっかり守られていましたよ。
 ゆっくりと時間が流れる「間垣の里」は、能登の中でも管理人Kが個人的に大好きな場所です。近くには、『ゾウゾウ鼻』と呼ばれる奇岩や、2本の滝が寄り添うように、時に1本に交わる『男女滝(なめだき)』、底の抜けた桶のような穴の中を流れ落ちる『桶滝』などユニークな景色が近くにありますので、ぜひ立ち寄ってほしいですね。

 次にご紹介するのは、「輪島キリコ会館」です。キリコとはいわゆる大きな灯籠のことで、能登の魅力を語るうえでかかせないのでよくご存じの方もいらっしゃると思います。
 能登半島の各地では、昔から夏から秋にかけてキリコ祭りというものが行われています。その祭りの主役がキリコなんです。地域によって大小さまざまで、大きいものだと10メートルを超えるものもあります。
 そのキリコを一堂に集結させたのが『輪島キリコ会館』です。現在、グランドオープン前ということで中を見ることができませんでしたが、3月29日(日)に輪島市マリンタウンにグランドオープン予定です。
 また、『輪島漆器会館・輪島漆器資料館』も、『輪島塗会館』と名前を変えて、同じく3月29日(日)にリニューアルオープンします。
 なお、すぐ近くには『輪島朝市』が開かれる朝市通りがあります。200以上の露店が並ぶ市がほぼ毎日立ち、日本三大朝市に数えられる能登屈指の観光名所です。
 

 次に訪れたのは「奥能登塩田エリア」。奥能登の珠洲地方の特産品には、日本海の海水からつくる天然塩があります。海水を浜辺の塩田に撒き、太陽の力を借りて塩をつくる揚げ浜式は、海水を原料にする製塩方法の中でもかなり古く、1000年以上前から行われてきたと言われています。
 奥能登塩田エリアは、その揚げ浜式塩づくりが今も行われているエリアで、場所によっては職人の技を見学したり、塩づくりを体験することもできます。一帯にはここで作った塩を販売する直売所がいくつもあり、それぞれの味が微妙に違い、塩田ごとにファンがいるらしいですよ。

 今回訪れたのは能登半島の日本海側に位置するところばかりですが、輪島や珠洲を含めた奥能登エリアには、他にも魅力ある場所がたくさんあります。

 そんな能登が舞台に選ばれた、NHK連続テレビ小説『まれ』が今月から放送開始します。能登地域の里山里海、伝統文化や風習がドラマの中でどう登場するのか、放送開始がとっても楽しみです。

 先日、北陸新幹線が開業し、北陸に注目が集まる中、『まれ』によって能登の魅力が重ねて伝わればと、首を長くして放送を待ちわびています。もし、『まれ』をきっかけに能登に興味を持っていただけたら、実際に来てみて、ぜひ能登の人と触れあってみてください。多少言葉使いがきつかったり、無愛想な一面が見られるかもしれませんが、人見知りな方が多かったりするだけで、「能登はやさしや土までも」という言葉があるぐらいいい人ばかりなんですよ。

 皆様、心よりお待ちしております。

 また、4月からは新たなのと里山空港のキャンペーンとして、「‘能登ふぐ‘福福プレゼント」と題して、春キャンペーンを実施する予定です(4月〜6月)。
 毎月15名様の方に大福チャンスとして能登ふぐギフトセットを抽選でプレゼントします。
飛行機に乗れば乗るほど当選確率がアップするので、どしどしご応募ください。
 実は石川県は、天然ふぐの漁獲量が日本一です。ふぐは冬のイメージがあるかもしれませんが、春先も比較的水揚げされます。主に水揚げされるふは‘ごまふぐ‘と呼ばれるものですが、とらふぐ、真ふぐ、ひがんふぐなど多様なふぐ類が漁獲されることが特徴なのです。

*能登ふぐギフトセットが当たる
「のと里山空港 春キャンペーン」の詳細はこちら*
 http://www.notohantou.net
 近日中にアップ予定♪


 
 




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