Noto net Mail Magazine




 
 









メルマガ会員限定「能登ふぐと桜を満喫ツアー」




 こんにちは、管理人Fです。風薫る5月、気持ちよい季節のなか活力ある毎日をお過ごしと思います。
 といっても、この季節怖いのが5月病によるパワーダウン。
 5月病にかからないよう、春のスタートの気持ちを大切にするため、今回、管理人Fが春の思い出をお届けします。
 春といえば桜!能登には大木はないものの、たくさんの桜が道沿いや公園に咲き誇り、季節を彩っています。
 また、高級魚・ふぐがたくさん捕れ、2011年には水揚量全国1位になりました。
 こうした能登の魅力が知られていないのは「もったいない!!」ということで、
 4月に開催した羽田発1泊2日のメルマガ会員限定「能登ふぐと桜を満喫ツアー」をレポートします。

 
main01.jpg

桜の名所!能登さくら駅


main02.jpg

能登ふぐのフルコース!



main03.jpg
足湯につかりながら海を眺める。最高ぉ〜( ^-^)/



main04.jpg

七尾城跡の雄大なたたずまい



main05.jpg

大気圏に再突入した実機!



main06.jpg

縁結びのパワースポット氣多大社!


main07.jpg
阿岸本誓寺で集合写真


main08.jpg
能登の海とキラキラ光る能登瓦!


【こころ和む能登さくら駅】
 羽田発ANA747便で能登空港に降り立ったツアーご一行をまずご案内したのが、能登さくら駅!!正式名称は能登鹿島駅ですが、駅やプラットホームを囲むように桜が咲き誇っていることから、能登さくら駅の通称で呼ばれています。
 他ではあまり見られない海を臨んで咲く桜、その桜のトンネルの中で電車が発着する風景は、とっても心が和みます。駅前にはお酒や能登カキをはじめとした特産品のお店が並び、お花見気分をさらに盛り上げていました。大きなレンズカメラを持ったカメラマンや鉄道ファンなどたくさんの人でにぎわっていました。
 能登には他にも、山懐にたたずむ美しい桜や、海にせりだすように力強く咲く桜、なかには古墳の上に咲く珍しい桜もあります。今年見逃した方は、来年ぜひいらっしゃってください。(@⌒ー⌒@)

【ぷりぷり美味しい能登のふぐ】
 次に向かったのが能登島です。ここで一行を待ち構えていたのが、「歓迎 能登ふぐ ぶらり能登の旅」の旗を持つ面々。実は、能登は全国有数のふぐの水揚量を誇りながら、地元で口にする機会がほとんどなく、全国各地に出荷しているのです。これはもったいない!!ということで立ち上がったのが能登ふぐ事業協同組合準備会のみなさん。能登ふぐのブランド化に向けて頑張っています。
 トラフグなどの刺し身、揚げふぐ、焼ふぐ、お鍋といった能登ふぐのフルコース!参加者の皆様からは、身がプリプリして美味しいといった言葉とともに笑顔がこぼれていました。
 ふぐのフルコースを食べるのは、今回が初めての管理人F。そのお味は管理人Fのボキャブラリーではとても表現できないほど!また、なんといっても低カロリーなのがうれしいですね!最近、ポッチャリ体形に成長しつつある管理人Fも安心して堪能できました。一食の価値ありです! (。≧ω≦)ノ

【能登の歴史と文化の奥深さ】
 おなかもいっぱいになって、のんびりしたい気分の一行が向かったのは、和倉温泉の足湯です。七尾湾を眺めながら、足を湯に浸してゆったりできるこの場所は、その名も湯っ足りパーク! 海原を眺めての足湯は、海辺の温泉地ならではのお楽しみです。身も心も癒され、春の陽気以上にぽかぽかした気分になりました。
 1200年の歴史を持つ名湯・和倉温泉の他にも、能登には歴史と文化がいっぱい。この後、一行が向かったのは、「隠れキリシタンの寺」と呼ばれる本行寺さんと七尾城跡。能登の歴史と文化の奥深さを味わってきました。
 本行寺さんはキリスト教の禁令下、加賀藩がこっそりキリスト教国と密貿易をしていた時代、その文化や学問を受け入れると同時に、信仰の担い手として機能してきました。普通のお寺に見えますが、実は境内の石塔や仏像のなかに十字架などキリスト教ゆかりの模様を見つけることができます。「ゼウスの塔」と呼ばれる石塔がよく知られています。高山右近ともゆかりがあり、歴史と由緒があふれるお寺です。
 七尾城跡は、今は城壁などを残すだけですが、古くは日本有数の山城でした。ひっそりと七尾湾を眼下におさめる雄大なたたずまいから、歴史の息吹を感じることができます。
 能登はいろいろな歴史と文化の宝庫です!(*⌒∇^)

【羽咋市に宇宙人出現!!】
 七尾市で夜を楽しみ、眠りについた翌日、一行が向かったのは羽咋市です。ここはUFOや宇宙で地域おこしを図るユニークな町。この町にある宇宙科学博物館コスモアイル羽咋は、宇宙船の実機やレプリカがずらりと並んでいます。ガガーリンが乗ったのと同型機で、実際に大気圏に再突入し、焼け焦げた後が生々しく残っている機体もあります。
 そんな貴重な機体が一体どうしてここで展示されることになったのでしょうか?実は、旧ソ連が崩壊した折、市の職員が買い付けたのだそうです。他にもNASAから100年契約でレンタルしている機体もあり、他で見ることのできない、とても貴重な展示品がたくさんあります。
 さらに、この博物館には宇宙人を称するスタッフもいます。その名もサンダー君。宇宙船が地球に墜落したため、修理費を稼ぐため働いているそうです。緑色フェイスのサンダー君は、来館者を楽しく盛り上げてくれます!
 能登のロマンの1つ、宇宙!お子さんの勉強や夏休みの自由研究にいかがでしょうか?(*^▽^*)

 また、羽咋市には日本で唯一、さらに世界でも3つしかない、車で走行できる砂浜の千里浜なぎさドライブウェイもあります。この浜の砂粒はとっても小さく、水分を含むと固く締まるため、その上をドライブしても大丈夫。一行もバスで波打ち際のドライブを楽しみました。時折、波の中を水しぶきを上げて走るオフロード車も見かけます。近くには乗馬クラブもあり、馬が走っていることもあるそうです。
 渚を爽快にドライブ。能登でしか味わうことができない海辺のロマンです!o(⌒0⌒)o


【縁結びのパワースポット氣多大社】
 次に一行が向かったのが能登で人気のパワースポット氣多大社です。「氣」が「多い」大社と書くように、縁結びに御利益があるそうです。本殿の背後に広がる「入らずの森」は、多くの「氣」が集まる神域とされています。
 一行もいろいろ願掛けをしていたようで、きっと良い縁を結ぶと思います。思えば、こうしてツアーに参加していただいたことも一つの御縁。ひとの出会いに恵まれることも一つの御縁。仕事で成功することも一つの御縁。進学することも一つの御縁。世の中にはいろいろな御縁があります。縁結びのパワースポット、ぜひお試しください!(・∀・ )

【そして能登空港へ】
 そろそろ遊び疲れた一行は増穂浦海岸に向かい、ここでのんびり桜貝拾い。あいにくその日は波が強く、小さな桜貝は波にさらわれてあまり集めることができませんでしたが、普段はキレイな薄ピンク色の小さな貝を集めることができます。旅の思い出になる小さなお土産です!海岸の近くには道の駅「とぎ海街道」があり、ここでは特産品のお土産を求めることができ、季節によっては「甘エビの躍り食い」も味わえます。

 そして、待ちに待ったお昼。美味しい思い出はもちろん能登の海鮮丼!新鮮な海の幸を堪能しました。おなかを満たして疲れを癒したら、能登の魅力をもう一カ所。一行は奥能登最古の浄土真宗の古刹、阿岸本誓寺(あぎしほんせいじ)に向かいました。
 このお寺のかや葺き屋根は重厚で、とても趣があります。また、境内にはここにしか咲かない固有種の桜があります。ツアーで訪れた時はまだ咲いていませんでしたが、菊のように一花に百数十枚の花びらを咲かせる阿岸小菊桜(あぎしごぎくざくら)は必見です!石川県指定天然記念物にも指定されています。
 
 記念の集合写真を写して阿岸本誓寺を後に、日本海とキラキラ光る能登瓦の美しい黒島地区を眺めながら、一行はバスにゆられて能登空港へ!名残惜しいですが、出会いもあれば、旅立ちもあるということで、一行をお見送りしました。きっとご満足いただけたと思います。(= ̄▽ ̄=)V

 能登は羽田からたったの60分。しかも、1泊2日の旅でもその魅力を十分に楽しむことができます!来年はぜひ、能登の春をお楽しみください。また、春以外でも能登はその季節ごとの魅力があります。きっとご満足いただけます!!
 
 




発行・編集 のと里山空港利用促進協議会 Copyright (C) 2013 All Rights Reserved.